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■夏の日の想い出・アルバムの続き(2)

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ローズ+リリーの“オリジナル・アルバム”はこれまで次のようなタイトルで作ってきた。
 
2013.07.03『Flower Garden』290万枚
2014.12.10『雪月花』340万枚 +17月
2015.12.02『The City』195万枚 +12月
2016.12.07『やまと』320万枚 +12月
2018.03.14『郷愁』148万枚 +15月
2020.01.29『十二月』320万枚 +22月
2021,12.22『ラブコール』280万枚 +23月
 
ここのところアルバム発売の間隔が長くなっているのはやはりマリの妊娠出産の影響が大きい。マリは2019.02.03にあやめ(郷愁と十二月の間)、2020.10.18に大輝(十二月とラブコールの間)、2022.08.03にかえで(ラブコールの後)と産んでいる。それでラブコールの次のアルバム制作がまだ停まっている状況である。
 
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あやめ・大輝を産んだ後、マリの調子は比較的短時間で回復したのだが,今回はどうもなかなか調子が戻らないようであった。
 

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それでも私(ケイ)は、新しいアルバム(仮題)『空』に向けて準備を進めていた。
 
12曲程度を想定し、マリの調子があまり良く無さそうなことから6曲程度を友人などにお願いする。これらの楽曲は9月頃までに仕上がってきている。
 
鴨乃清見『つばさを駆って』
森之和泉+水沢歌月『草原に寝転がって』
大宮万葉『雲と風の歌』
水野歌絵・醍醐春海『虹の隙間』
未来居住・福沢聖子『ソランラソラ』
蜂矢仁美・波斯魔琴『傘を忘れる法則』
 
その他に以前書いていた未発表曲を少し調整したのが下記2曲である。
『空に祈る』
『スパイラルコーン』
 
また私自身でこの春から夏に掛けて歌詞・曲共に書き下ろしたのが下記である。
『星のふるさと』
『気球に乗って行こう』
 
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私は譜面の調整を進めた上で、10月からスターキッズに楽曲の練り上げを依頼した。
 
「取り敢えずこの10曲?」
「うん。楽曲は追加すると思う」
「了解」
 
楽曲を練り上げる時ボーカルが居ないとやりにくいので、仮のボーカルを信濃町ガールズの西浜ももこ・南里くりこ(ももくり)にお願いした。10月は大型時代劇の制作をしているが、この2人は出番が少ないのでわりと時間が取れる。
 
そのスターキッズは先のアルバム『ラブコール』を昨年12月に出した後は、7月にシングルの『Rain』を出した以外作業が無く暇?であった。それで実は彼らに薬王みなみの伴奏をずっとお願いしていた。
 
しかし薬王みなみが10月は大型時代劇の制作で取られる(前田利家役)のでスターキッズも時間に余裕が出てくる。ちょうどそこにこの作業をお願いした。
 
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薬王みなみのバックバンドについては、私もコスモスも悩んでいた。関わりの深い空帆率いるホローズに専業になることは考えられないかと打診してみたものの、“結婚する気の無い”リーダーを除くと、2〜3年以内の結婚を考えているメンバーが多く、プロのミュージシャンになると婚期を逃すというので踏み切れないようである。
 
それで私とコスモスは新しいバンドを作ることを決めたのである。
 
その時ラピスラズリの町田朱美が来て言った。
 
「今うちの調理係をしてもらってる篠崎希(しのざき・のぞみ)ちゃんなんですけと彼女物凄く楽器ができるし歌も上手いから、調理係とかしてるのもったいないと思うんです。彼女にふさわしいお仕事とかありませんか」
 
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私もコスモスもジャスト・タイミングだと思った。
 

本人と面談してみるとバンドは面白そうだし、ぜひやりたいということである。彼女は琵琶が専門だが、弦楽器はたいてい行ける。撥弦楽器だけでなく擦弦楽器もできる。ヴァイオリンや胡弓もとてもうまい。ピアノも
 
「女の子はピアノ弾けなくちゃ」
と母親に言われて!?ずっと習っていたので普通に弾ける。ただ管楽器が全般的に苦手ということだった。
 
彼女にギターかベースをやってもらうことにした。
 
ちなみに彼女は長年女性ホルモンを摂取しているのでバストはBカップサイズまで育っている、性転換手術はまだだが、去勢は2019年に済ませている。喉仏も削っている。常時タックしているから裸にしても女にしか見えない。
 
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彼女には適当な後任者を朱美家の調理係に雇った上で§§ミュージックの社員寮(岩槻)に移ってもらうことにした。
 

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三田雪代(本名:大西香緒 20)はコスモスのところに来て言った。
 
「実家から『あんたいつまで経ってもデビューできんのなら、実家に戻って来てお店の仕事手伝ったりしてくれんね』とか言われてるんですけど」
 
彼女は2017年のロックギャルコンテストで上位入賞(優勝は石川ポルカ)したから5年間目が出なかったことになる。
 
「辞めるの?」
「それでちょっとご相談なんですけど」
「うん。おうちは何のお店だったっけ?」
「お酒屋さんなんです。角打ちもしています」
「あ!20歳になったからお酒が飲めるんだ!」
「そうなんですけど、それより速攻で結婚させられそうな気がして」
 
「結婚したくないの?」
「してもいいけど、地元に帰って親の勧めというかほぼ強制で結婚させられる相手って絶対保守的な暴力男ですよ」
「まあありがちだね」
 
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「社長、多分みなみちゃんのバックバンドとか作りますよね。私そこに参加させてもらえません?割とメインな楽器で。ハーモニカとかトライアングルとかなら誰でもできるだろ?と言われそうだから、ギターとかベースとかピアノとかで」
 
「香緒ちゃん、ギターもピアノも凄い上手かったね!なんか超絶プレイしてたし」
 
ということで彼女にギターを弾いてもらい、篠崎希にはベースを弾いてもらうことにした。
 
三田雪代はバックバンド発足のタイミングで信濃町ガールズは退団となり、自動的に(?)信濃町エルフに移籍となる。また年明けくらいに社員寮に移動することとなった。彼女が出演している番組についてはテレビ局との話し合いが必要だが、太田芳絵あたりに引き継ぐことになる。
 
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私たちは引き続きドラムスが打てる人を探した。
 

ΛΛテレビの昔話シリーズは今年はここまで次のように撮影が行われた。右端は放送日
 
2.26-3.6『陽気なフィドル』(アクア)4.30
3.12-20『小公子』(織田淳二)5.14
3.26-4.3『注文の多い料理店』(UFO)5.28
4.9-17『裸の王様』(健康バッド)6.11
4.23,24,29『ブレーメンの音楽隊』(スパイスミッション)6.25
5.14-22『西遊記』(CCD9)7.09
5.28-6.5『小公女セーラ』(倉田ミチコ)7.23
6.6-19『アリババと40人くらいの盗賊』(ケンネル・白鳥リズム)8.06
6.25-7.3『牡丹灯籠』(岩本卓也・木田いなほ)9.03
7.9-10『大きなかぶ』(赤いトマト)10.01
7.16-17『星の銀貨』(加藤渡)12.10
6.11-8.20『竹取物語』(アクア)8.20
8.23-28『青の洞門』(松田理史)9.17
 
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12月放送予定の『星の銀貨』を7月に撮影したのは、夏に撮らないと寒い!からである。主人公は加藤渡君(高3)が演じるが、加藤君に女装してもらう訳ではなく!(彼の女装は無理だと思う)主人公を男の子に変更したためである。女の子の裸をテレビで映すわけにはいかない!という問題からこうなった。
 
「裸になるんですか?全然OKですよ」
と加藤君はあっかるーく返事した。彼は空手二段を持っており、多分裸に自信があると思う。
 
「ちんちん映してもいいですよ」
「いやそれでは放送できない」
「映ったらいけないならちんちん取り外しておきましょうか?」
「・・・リムーバブルなんだっけ?」
「ジョークです」
 
実際はモザイクを掛けた。
 
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映画並みの制作費を掛けて制作した『竹取物語』の制作が終わったあと、8月下旬には松田理史主演で『青の洞門』を制作した。これはとっても低予算で、登場人物も少ない。
 
禅海和尚:松田理史(24)
庄屋:大林亮平(35)
羅漢寺住職:揚浜フラフラ(42)
ハナ:岩旗月恩(9)
トリ:神田なるみ(9)
ハナの母:桜井真理子(21)
トリの母:立花紀子(20)
トリの父:月城すずみ(19)
庄屋の娘:安原祥子(20)
猟師:獄楽(42)
通行料を取っている人:水巻アバサ(16)
村の子供たち:劇団桃色鉛筆
村の女たち:Flower Sunshine・信濃町ガールズ
通行人:ΛΛテレビ社員
村人:ΛΛテレビ社員
作業員:ムーラン建設
禅海を得度させた僧:木取道雄(32)
奥平昌成(中津藩主):鳥山渚(42)!!
 
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語り手:沢田峰子(29)
歌:Flower Sunshine
 

主題歌と挿入歌はFlower Sunshineが歌って9月14日に発売された。ラビスラズリの『月よりの使者』と同じ日の発売だが、Flower Sunshineはランキングなど気にしない!でもこのCDは14万枚も売れてデビュー曲以来、1年ぶりのゴールドディスクとなった。週間ランキングでもラビスラズリに続いて2位だった。2位もデビュー曲以来1年ぶりである(前回の時の1位は坂出モナ)。
 
「またゴールドディスクなんて嘘みたい」
「あんなの一生に一度と思ってたのに」
「私たちもしかして人気歌手?」
 
でもギャラは安い!
 
ちなみにFlower Sunshineの音源というのは桜井真理子と安原祥子だけで作る。他の5人はコーラスさえも入れない。この子たちがコーラスを入れるととても発売できない音源になる:コーラスを入れているのは信濃町ガールズ。そもそも彼女たちは音源制作しているスタジオにも行かないし、いつ制作してるかも知らない!!
 
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テレビ出演やライブでは後ろに並んで踊っているが振付指導もされない!踊りは適当である。安いユニットはこんなものである。
 

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今回のドラマ撮影の大半は、春日部の“ゆりかもめスタジオ”(§§ミュージック所有)で撮影されている。これは千葉のララランド・スタジオ(ΛΛテレビ所有)が『竹取物語』の制作でふさがっていてセットを組めなかったからである。代わりに千葉のララランド・スタジオで§§ミュージック制作の時代劇『ザ天下』の“川中島”の撮影をさせてもらった。(使用料相殺)
 
ただし一部ララランド・スタジオを使った部分もある(後述)。
 
また主要メンバーと撮影スタッフを§§ミュージックのCRJ200に乗せて大分空港に送り込み、現地でロケをしている。
 

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