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■夏の日の想い出・止まれ進め(3)

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「すずめのお宿ってどんな歌だったっけ?」
 
それで私は歌ってみせる
 
すずめすずめ (EGG EGG)
お宿はどこだ (EGGG ADD)
チチチチチチ (DFF DFF)
こちらでござる (GFEDCBC)
 
おじいさんよくおいで (CCC CCCCC)
ごちそういたしましょう (DDDD DDDDD)
お茶にお菓子 (EGG EGG)
おみやげつづら (AAGG EDC)
 
さよなら帰りましょう (CCCC CCCCC)
ごきげんよろしゅう (DDD DDD)
来年の春に (EGG EGG)
またまたまいりましょう (AAGG EEEDC)
 
さよならおじいさん (CCCC CCC)
ごきげんよろしゅう (DDD DDD)
来年の春の (EGG EGG)
花咲く頃に (AAGG EDC)
 

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「ほぼ同じ曲だ!」
と政子は楽しそうに言った。
 
「最初に冬が歌った英語の歌は、発表会用にアレンジしたって感じ」
「うん。たぶんそういうアレンジした譜面だと思う。展開部に和音の転回型とかを使ってるし」
「きっと今の『雀のお宿』に近い形の素朴な童謡があって、それをピアノの発表会用にアレンジしたのが冬が歌ったバージョンなんだよ」
「私もそんな気がする。でも『雀雀』になる前に『進め進め』というのがあったんだよ」
「何それ?」
 
というので私は歌ってみる(メロディは『すずめのお宿』と同じ)
 
進め進め、足疾(と)く進め
止れ止れ、一度に止れ
止るも行くも、教えのままに
立つも居(い)るも教えのままに
咲く花も、鳴く鳥も、面白き花園や
進め進め、足疾く進め
 
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「“すすめ”が“すずめ”に変化したのか」
「以前『インドの山奥で』で“でんぽう(電報)”が“てっぽう(鉄砲)”に変化したんじゃないかってのやったね。言葉は濁点で大きく変わる。『ハゲに毛は無し、ハケ(刷毛)に毛あり』とか」
 
「そうか。パパが玉を2つ取るとハハ(母)になるようなものか」
「なんでそういう話に行くのさ?」
 

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(*1) この歌には別のメロディも存在するようである。↓は別のサイトから引用したもの。多分こちらが古い。
hymnary.org
 
Children go To and fro, (CDE CDE)
In a merry pretty row; (DEDC BCD)
Footsteps light, faces bright, (CDE CDE)
'Tis a happy sight, (DCBAG)
 
Swiftly turning round and round, (BCDE DBG)
Do not look upon the ground (EFGA GEC)
Follow me, full of glee, singing merrily. (CDE CDE DCDEC)
 
(『咲いた咲いたチューリップの花が』にも少し似てる。未確認だが『ちょうちょぅ』に似たメロディーも存在したらしい)
 

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さて、今回の『竹取物語』では信濃町ガールズたちの兄弟姉妹に出演をお願いしたケースが多かった。これは主として“端役の男性が足りない”という事情によるものである。
 
今回出て来てくれた人
 
月城たみよの兄たち
月城朝陽(2001)調岩暈
月城硯文(2003)地理博士
月城利海(2006)宅司
 
水巻イビザの兄
水巻アバサ(2006)熱田店長
 
広瀬みづほの兄
広瀬のぞみ(2004)車持皇子の船頭
 
入瀬ホルンの姉
入瀬コルネ(2006)女童
 
川泉パフェの姉
川泉スピン(2005)警護役
 

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入瀬コルネちゃんは撮影が終わってすぐ帰った。彼女はバスケット部で練習があるからということだった。花ちゃんは信濃町ガールズに勧誘したが、ウィンターカップが終わってから考えるということだった。
 
広瀬のぞみ君は、8月末までこちらに滞在し、様々なアーティストの音源制作や伴奏に参加してくれた。あけぼのテレビ・地上波にも薬王みなみ・七尾ロマンなどの伴奏で参加してくれている。彼も花ちゃんは信濃町ガールズに勧誘したが、10月の時代劇の撮影の後で考えるということだった。彼は高校3年生だが、大学進学の予定はなく、進路が実はまだはっきり決まってないらしい。
 
水巻アバサ君は実は8月12日になって出て来たので、割り当てるべき役が残っていなかった。急遽かぐや姫紙工房・熱田店というものを設定して5秒ほど出てもらった。でも演技力はあるようだったので、10月の時代劇にも出てきてくれるようお願いした。
 
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彼は“普通の男の子”のようだったので、撮影後もカデットに泊めて8月末まで、あけぼのテレビのドラマなどに出てもらった。結構うまかった。本人は『ぼくは信濃町ガールズになるには実力不足』と言っていた。歌わせてみると確かにガールズのレベルではなかったが。世間的には充分うまい部類だった。
 
彼は女声の発声には興味あるようだったのでボイトレに通わせてあげたら、月末までに女の子の声が出るようになり
 
「これいいなあ」
と感動していたようである。(10月に来た時はお姉さんになってたりして)
 

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月城3兄弟だが、長兄の月城朝陽君は10月の時代劇でもお願いしますと言って撮影終了後すぐ鹿児島空港に送り届けた(鹿児島市内の大学に通っている)。
 
次兄の月城硯文君と三兄の月城利海君は夏休みが終わるまで東京に滞在することになった。高校生の利海君は8月31日まで、大学生の硯文君は9月30日までである。2人は『竹取物語』制作後、用賀の男子寮(の2階)に移動してもらった。2人は完全女装生活になってしまった。2人は男子寮の住人から、喉仏の上手な隠し方、タックの仕方なども教わったようである!タックには2人とも感動していた。
 
また3人とも上手な喉仏の隠し方を覚えたようで、喉仏が全然目立たなかった(←ほんとに“隠し”てたのかな?)。
 
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男子寮の看護師・海老原さんが心配して、2人には精液の採取をさせた。8月末までに2回採取、兄の硯文君は9月に入ってから更に2回採取したが、結果的に2人はずっと禁欲することになった。これが最初の数日は物凄く苦しかったらしい。
 
また2人は妹に費用を出してもらって、顔のむだ毛と足のむだ毛のレーザー脱毛をした。また。利海ちゃんは元々女の子の声が出ていたが、硯文君もボイトレに通い、東京にいる間に女声が出るようになった。
 
硯文君は演技力がかなり高いようだったので、夏休み中、あけぼのテレビの番組に(男役で)結構たくさん出てもらった。眉毛フォームで眉毛を太く見せていた。彼は法学部の学生さんなので、信濃町ガールズへの勧誘はさすがにできない。でも彼も10月の時代劇に出てきてくれるということだった。多分彼の役の分を9月中に撮影して10/2(Sun)に福岡に送り届けることになる。
 
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三兄の利海ちゃんは、男性的発達が遅いようで、女装姿が凄く可愛かった。彼は歌が上手いので音源制作にコーラスで入ってもらった。川崎ゆりこが「信濃町ガールズに入る気無い?」などと勧誘し、取り敢えず他の男子ガールズたちと一緒に歌やダンスのレッスンを受けさせた。そして8月下旬のネットライブのバックダンサーにも出した。
 
「制服はスカートにする?キュロットにする?ショートパンツにする?」
「(恥ずかしそうに)キュロットとか穿いてもいいですか?」
「もちろんもちろん」
 
(多分スカートで人前に出る勇気が無い)
 
それで彼はキュロットでバックダンサーに加わった。
 
妹のたみよは利海兄(姉?)のために全国の高校の制服をネットで注文できるサイトで、利海のサイズで現在通っている高校の女子制服を注文してあげていた!
 
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「これで9月からは女子制服で通学できるよ」
「どうしよう?」
 

そして川泉スピンであるが、8月いっぱいは、あけぼのテレビの剣道の番組で司会をしていたのだが、8月下旬、コスモス社長から尋ねられた。
 
「どう?タレント活動も楽しいでしょ?」
「はい。1ヶ月楽しませてもらいました。『竹取物語』でも大きな役を頂きましたし」
「あれは薫ちゃんともども結果的に大きな役になったという感じだったね」
「はい、驚きました。最初頂いた台本ではほとんどセリフも無かったのに」
「でどうする?信濃町ガールズに入る?」
「入れて下さい」
「よし」
 
「ただ来年のインターハイに出られなくなるけど」
「それは構いません。大会は気にせず地道に鍛えます」
「うん」
 
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ということで、スピンは信濃町ガールズに正式に加入することになった。これまで滞在していた女子寮の部屋A208が正式に彼女の部屋と定められた。
 
佐々木春夏が彼女を葛飾区のL高校に連れて行き、編入の許可を取る。それから9月上旬に実家と往復し、向こうの高校で転出の書類を作ってもらった。そしてL高校に編入した。ここは鹿野カリナや直江ヒカルなどが通学している高校である。単位制で登下校時間も無いし制服も無いという自由な高校で、他の高校を首になった子なども通う高校である。
 
本人の全国模試の成績を見た担任の先生が
「君はこういう授業を受けなさい」
と言って勧めてくれた授業に出ると地元の高校よりハイレベルだったので、凄くやる気が出た。この高校は本人の学力に応じた様々なレベルの授業が用意されているようである。
 
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なお剣道部は今から加入しても“転校生の出場制限”に引っかかり、高校の大会にはもう出られないので、代わりに足立区内の道場を剣道番組に出ていた師範代さんに勧めてもらい、そこの朝練に出て鍛えることにした。
 

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女性指向というと、広瀬のぞみちゃんもかなりそっちの方だった。
 
そもそも彼は妹の広瀬みづほの引越の手伝いに出て来た時、花ちゃんが
「お兄さんも女の子になって信濃町ガールズに入らない?」
などとジョークで(と思うが)言ったら
「どうしよう?」
などと迷うように言った。
 
今回のドラマ撮影で出て来てくれた時も
「性転換手術、ただで受けさせてあげるから出ておいでよ」
と連絡したら出て来た!
 
彼(彼女?)も撮影終了後は用賀の男子寮に移動してもらったが、そこで色々女装・女性化情報を仕入れていたようである。
 
「ここ女の子の服を着て部屋の外を歩いても恥ずかしくないからいい」
などと3人とも言っていた。
 
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「まあみんな仲間だからね」
とクロムの弁。
 
「男の娘仲間、略してオカマ」
「え〜〜?」
 
男子寮にはナプキンの自動販売機などもあるので、3人ともドキドキ生理体験とかしていたようである。でもセレンが
「ナプキンは使っていいけど、タンポンはしないほうがいい。入れると出てこなくなって死ぬ目に遭うから」
などとアドバイスしていた(きっとセレン自身死ぬ目にあったことがある)
 
なおここの自販機にはナプキンやパンティライナーは売っているが、タンポンは“危険なので”置いてない。
 

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広瀬のぞみは、色々な楽器ができるので、“女性楽器奏者”として8月末までの10日間、音源制作やライブに参加した。彼は女装でスタジオや放送局、ホールなどにも出て行っていた。
 
月城利海は歌がとても上手いので、コーラスに参加していた。彼は「ぼくアルトです」と自己申告していたが、こちらに居る間にボイトレに通って上のほうの声が3度誓い所まで出るようになり
「ここまで出たらソプラノを名乗れる」
と花ちゃんに言われていた。
 

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夏の日の想い出・止まれ進め(3)

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