広告:まりあ†ほりっく 第1巻 [DVD]
[携帯Top] [文字サイズ]

■夏の日の想い出・秘密の呪文(2)

[*前p 0目次 8時間索引 #次p]
1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
前頁 次頁 時間索引目次

↓ ↑ Bottom Top

12月31日の早朝、政子たちを運んだG450は、その後、伊丹に回航して、今度は信濃町ガールズの関西地区の子たちを郷愁飛行場に運んだ。あけぼのテレビでお昼から放送する、§§ミュージックの年末カウントダウン生中継ライブに参加させるためである。
 
他に、九州の信濃町ガールズたちを佐賀空港からG650で、東海の子たちをホンダジェット2機で連れてきている。小牧から熊谷へ信濃町ガールズ東海の子を運んだホンダジェットの1機は、小浜での公演に参加するヴァイオリニスト6名(生方芳雄・荒井路代・桜沢玲美・大野恵美・中森弘恵・坂井絵奈)を乗せて、小浜に飛んだ。もう1機のホンダジェットは後述の理由で丘珠にフェリーした。またG450は、下記のメンバーを乗せて、小浜に飛び、その後夕方まで小浜で待機した。
 
↓ ↑ Bottom Top

竜木マネージャー、古城風花、上野美津穂、近藤詩津紅・妃美貴姉妹、羽鳥セシル、常滑舞音、川井唯、シンデレラ日美子
 
川井唯(エレメントガードのドラマー)は実は羽鳥セシルのボディガードである(詳細後述)。シンデレラ日美子についても後述する。
 
常滑舞音はビデオガールコンテスト2020では12位だった子である。本来は信濃町ガールズ本部メンバー(研修生)への勧誘対象外(練習生である、地方メンバーには希望すれば入れる)だったが、「今12位でも12ヶ月後には1位になります」と言ったので、その熱意を買って(やや実力不足とも思ったが)本部メンバーに入ることを認めた子である。
 
大きなことを言っただけのことはあり、東京に出て来てから、ほんとに熱心に練習していた。あれから半年ほど経って実際5-6位相当の所まで上がってきたと思う。12月には『少年探偵団』にもチョイ役(羽鳥セシル演じる美少女フルート奏者の伴奏ピアニスト役−彼女は実際にピアノもエレクトーンも上手い)で出演させたが、堂々と務めていた。
 
↓ ↑ Bottom Top

現在は信濃町ガールズの新人女子メンバーの中で甲斐絵代子とトップ争いをしている状況である。今回の公演にはその2人のどちらかを連れて行くつもりだったのだが、甲斐絵代子は直前に体調を崩したらしかった。インフルエンザやむろんコロナでもない(簡易検査キットで確認)。お姉さんの甲斐波津子によると「生理痛がひどくて」という話だったが、どうも最近の男の娘には生理のある子がいるようである。カウントダウンも休ませた。それで小浜には常滑舞音を連れて行くことにした。
 

↓ ↑ Bottom Top

ところで(広義の)“信濃町ガールズ”は下記のような構成になっている。
 
信濃町ガールズ東京(通称“本部メンバー”。狭義の信濃町ガールズ)
信濃町ミューズ(本部メンバーの中で高校生以上)
 
↑の2つの本拠地は五反野の研修所で、これに所属している子たちは身分的には§§ミュージックの“研修生”(B契約)である。これに対して、↓に属している子たちは練習生(C契約)である。括弧内は各々の本拠地の所在地で、四国以外は、そこに§§ミュージック研修所を置き、常駐スタッフもいる。
 
信濃町ガールズ北海道(朱雀林業札幌店内)
信濃町ガールズ東北(若林公園内)
信濃町ガールズ関東(大田区サテライト内)
信濃町ガールズ東海(名古屋・若山民謡教室内!)
信濃町ガールズ北陸(火牛スポーツセンター内)
信濃町ガールズ関西(大阪 ムーラン関西本部内)
信濃町ガールズ中国(SFミュージックスクール広島校内)
信濃町ガールズ四国(高松近郊の廃校)
信濃町ガールズ九州(§§ファン3号店本部内)
信濃町ガールズ沖縄(北那覇リゾート内)
 
↓ ↑ Bottom Top

新潟は北陸、長野・山梨は関東、岐阜・三重は東海に組み込まれている。但し、新潟から関東に、長野から東海に、岐阜北部から北陸に参加してもよい。実は岡山在住で関西に参加している子や、山口県下関市在住で九州に参加している子もいる。どこに参加するかは個々の任意である。むろん沖縄在住で北海道に参加しても良い!過去に希望した子は居ないが!?
 

↓ ↑ Bottom Top

四国以外の本拠地に作られた研修所は、§§ミュージックまたは関係者の私的な所有物件内にある。研修所が確立する前は、その子たちも四国の子たちと同様、公共の公民館や廃校などで練習していた。四国も今年中には固定の研修所を作りたいと考えている。
 
“朱雀林業”は漢字ではこう書くが“フェニックス・フォレストリー”と読む!?千里の3番目の製材所(深川市内)の札幌営業拠点で、朱雀化学(フェニックス・ケミカル)の北海道支店も併設する。その敷地内に録音設備や個人練習室などもあるスタジオを作っている。実は地下が§§ミュージック研修所で2階は札幌を拠点とする社会人女子バスケットチーム“スノーフェアリーズ”の本拠地となる体育館になっている(1階はエントランスや駐車場)。ここの建設費は私が3割、千里が7割出した。朱雀林業は現在、スノーフェアリーズのスポンサーのひとつにもなっている(資金提供の代わりに練習場所を提供している)。このチームのキャプテンの鞠古さんという女性?が千里の古くからの親友らしい。
 
↓ ↑ Bottom Top

名古屋の若山民謡教室は風帆伯母(若山鶴風)が主宰する教室だが、私はその教室の“名誉師範代”である(いつの間にか任命されていた!)。近年、多くの民謡教室が閉鎖されて、その“難民”が流入した結果、これまでの教室が手狭になっていたことから、2019年に私が資金の大半を出して新しい場所に、お稽古部屋4個と小型練習室8個を持った新しい教室を建設。定期公演や名取りのお披露目公演などをするための小ホールも併設した。その小ホールを信濃町ガールズの子たちの練習場所として提供した。
 

↓ ↑ Bottom Top

SFミュージック・スクール広島校は、元々現地の学習塾が運営していたものだが、経営破綻した後、一部の講師のコネから神奈川のSF音楽学院が再建に乗り出した。施設・備品を管財人から買い取り、スタッフの大半を再雇用して3ヶ月の休校を経て授業再開されたが、その再建資金を海浜ひまわりが半分提供したら、理事長に任命されてしまったらしい!
 
彼女はSF音楽学院のOG(正確には在籍していただけで卒業はしていない)で、元校長の親族でもある、また元々広島県内に親戚が多い。実は彼女の又従姉妹がここの生徒だった。ひまわりは五反野の女子寮に不法滞在?していたわりには実は作曲印税で潤っているので結構な資金を持っている。広島校はたくさん教室があるので、ここで信濃町ガールズの練習もさせてもらっている。
 
↓ ↑ Bottom Top

ひまわりの不法滞在の理由は謎だが、実家に戻ると父親の経営する会社の有望社員などと結婚させられそうと思い“不良娘”を装っていたのでは?という説(発信源は多分姫路スピカ)も最近はあるようである。あくまで“説”だが。実際問題として料理も掃除も苦手(いつもゆりこから弁当のからや空き缶を捨てるよう言われている)で、お金の計算ができず(目の前にあるお金は後先考えずに使ってしまう性格)、車の改造とレースやラリーにバイクのツーリングが趣味などという彼女には会社員の妻など務まる訳が無い。
 
実は彼女の印税は花ちゃんが管理してあげている。でないと彼女はきっと所得税も払えなくなる。ひまわりがカードを所持している口座にはいつも10万円程度しか入っていないし、クレカも全部花ちゃんが管理している!「新しいタイヤ買うのにお金欲しい」「月末まで我慢しなさい」などとよく花ちゃんとやりとりしている。しかし広島校の再建資金を提供できたのも、花ちゃんがお金を管理してあげていたお陰である。
 
↓ ↑ Bottom Top

高松近郊の廃校というのは自治体の所有物件で、しばしば地元のイベントなどでも使用されている。§§ミュージックはここを借りて主として音楽室で練習をしていたが、今年の春以降は三密回避の観点から体育館を使わせてもらっている。
 

↓ ↑ Bottom Top

仙台のクレール青葉通店内に設置したグッズショップ“§§ファン”は好評だったので、その後、津幡町のアクアゾーン内に2号店、鳥栖市内に3号店をオープンした。基本的に三密回避のため“人が集まらなそうな”場所を選んでいる。
 
信濃町ガールズ九州の子たちは、それまで福岡市内の公共施設などで練習していたが、この施設ができてから、定期練習場所をそちらに併設したスタジオに移動した。メンバーたちは最初は不便な場所になったと不平を言っていたが、少し運用すると、みんな“実は便利な場所”であることに気付いた。鳥栖市は関東で言うと大宮とか高崎に似て、交通の要所である。新幹線の新鳥栖駅もあるし、UターンできるJCTとして有名な鳥栖JCTもある。太平洋戦争後にアメリカ軍が進駐して来た時、九州では最初に鳥栖に来ている。交通上の重要性を考えたからである。ここはTKRのネットライブ放送拠点にもなっている。
 
↓ ↑ Bottom Top

北那覇リゾートは“那覇”を名乗っているが、本当は恩納村にある。那覇の不動産会社が開発したものであるが、その中心付近に、明智ヒバリがノロをしている御嶽(うたき)がある。ここは本来住宅地として開発したのだが、沖縄料理のお店やアクセサリーショップが評判になったり、インスタ映えすると言われて風景写真を撮りに来る人が続出したりして、観光客が増えてきた。沖縄そばの店、サーターアンダギーの出店、ハンバーガー屋さんまでできてしまったので、開き直って、集客目的も兼ねて2018年に美術画廊と小ホールが作られた。そしてヒバリ自身、および彼女が招いた沖縄県内の様々な音楽家の演奏会が毎月開かれるようになっていた。
 
それでリゾート所有会社の社長さん(ヒバリのファンクラブ会長!)と話して、ここで信濃町ガールズ沖縄(現在4名)の練習もさせてもらえるようになっていた。指導しているのは、実は木ノ下大吉先生、先生の奥さん(元歌手で支部長兼任)とヒバリである。練習が終わった後は木ノ下先生の家で夕飯をごちそうになるのが流れになっているようだ。最も家庭的な支部である。恋珠ルビーは友人が参加していたことから、自分も入れてもらおうとしたのだが、歌を聴いた木ノ下先生に「君は上手すぎるから、ぜひオーディションに出なさい」と言われて、ビデオガールコンテストに応募したらしい。
 
↓ ↑ Bottom Top


今回のカウントダウンでは、東北・北陸の子たちが各々の本拠地からの中継で参加(織姫・火牛には中継設備がある)、関西・関東・九州・東海の子は東京に連れてきて深川アリーナでパフォーマンスをした。
 
残りの、北海道・中国・四国・沖縄の子たちは取り敢えず拠点に集まってもらった。実は人数の少ない沖縄以外については北陸か九州に(感染者が出るなどの)事故があった時の予備待機の意味もあった。関西の子を熊谷まで運んだ後のG450は(美津穂や詩津紅たちを乗せて)小浜に飛ばし、ホンダジェットの一機は旭川にフェリー(無乗客回航)して万一の場合に備えていた。
 
カウントダウン&ニューイヤーライブは2021年1月1日0:00-1:00のアクアのライブで終了となる。それ以前に各地区のガールズたちは17時までに各地区のホテルに入ってもらい、小浜と丘珠のG450とホンダジェットも郷愁飛行場に戻す。深川での公演に参加した子たちも中学生以下は20時までに、高校生以下も22時までに都内のホテルに入れ、最後まで参加した子たちも公演終了後ホテルに送り届けた。
 
↓ ↑ Bottom Top

私は1月1日の朝、後事をコスモスに託して、郷愁飛行場からG450で、小浜のミューズ飛行場に飛んだ。
 
一緒に飛んだのはこの13名である。
 
内輪?(5)鱒渕マネージャー、青葉、姫路スピカ、七尾ロマン、恋珠ルビー、
 
ColdFly5+3 (8) 米本愛心・田倉友利恵・栗原リア・花咲鈴美・木原扇歌・坂出モナ・山里エルカ・弘田ルキア
 
スピカと愛心がアクアのネタで“かなりやばい”話をしているのをモナやリアがかなり興味深そうに聞いていた。ルキアはかなりドキドキしていた。
 
この便の乗客はほぼ女子で、弘田ルキアが黒一点のはずだったのだが・・・降機した時はスカート姿だった。モナとスピカが、彼をうまく乗せて“用意されていた”スカートに機内で穿き替えさせたのである。私は呆れて見ていたが、なぜ彼に合うサイズのスカートが用意されていたのかは、よく分からない!
 
↓ ↑ Bottom Top

でもルキアは本当にスカート姿がよく似合うし、スカートを穿いていれば誰も女の子だと思って疑う人はいない。
 
この他、ホンダジェット(Red)でこの5名(建前上は3名)を運んでいる。
アクアF・アクアM・葉月F・葉月M・千里
 
アクアたち4人をサロン席に乗せ、千里は補助席に座っている。
 
このRedは§§ミュージックの所有で融通が利くので、千里の友人で絶対に信頼がおけるというパイロットに飛ばしてもらっている。アクアたちも葉月たちも堂々とFとMが一緒に飛行機に乗れて喜んでいた。特に葉月たちにとっては、こういうことをする(最初で)最後の体験になって、良い想い出になったと後に葉月は言っていた。
 
なお、公演のもうひとりの参加者で高岡在住の田中世梨奈(津幡のアクアゾーンに勤めている)は、矢鳴春花さん(千里の主担当・矢鳴美里の妹)に千里のオーリスを運転して高岡まで行ってもらい、車で小浜まで運んだ。オーリスを使ったのは比較的室内が広くて寝て行きやすい車だからということらしい。
 
↓ ↑ Bottom Top


↓ ↑ Bottom Top

前頁 次頁 時間索引目次

[*前p 0目次 8時間索引 #次p]
1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
夏の日の想い出・秘密の呪文(2)

広告:今日からオンナノコ!!