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■夏の日の想い出・モラトリウム(2)

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『星降る朝』は泉月(森之和泉作詞・水沢歌月作曲)でクレジットするが、実質水沢歌月(私)が単独で書いた曲である。歌詞は少し和泉が修正したが「校正」レベルの変更である。
 
KARIONでの使用は珍しいティンパニを使って、星が落ちていく様子を表している。4台のティンパニを E2 A2 D3 G3 に調律して、軽い流れ星は高い音、長い流れ星は低い音で表している。音源制作の時にティンパニを叩いたのは和泉のコネでお願いしたM大学オーケストラのティンパニ奏者の方である。ライブの時にどうするかは後で考えることにした!
 
『太陽の休日』も泉月名義だが、実質森之和泉(和泉)の曲。今年7月2日の皆既日食を見て書いた曲である。太陽は働きすぎだ。少し休んでもいい、などと歌っている。ストリングセクションを加えて制作した。
 
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『満月の隠れんぼ』も泉月名義で、実質は和泉の曲。これは昨年2018.1.31の皆既月食を見て書いた曲である。この日東京では天気が悪かったのだが、和泉は天気予報を見て札幌に飛び、しっかり皆既月食を見てきた。この曲はホーンセクションが格好いい。
 
『あなたと私の天体観測』も泉月名義だが、本当に和泉の歌詞に私が曲を付けたものである。実は2016年に書いていたもので、今回天体観測というタイトルを決めた時に思い出して発掘してきた。この曲を多分タイトル曲に使うことになるだろう。
 
『ねこの人間観測』は泉月名義だが、実質私が単独で書いた作品。ローズ+リリーのアルバム『戯謔』に『ねこ』のタイトルで入れるつもりだった作品だが、そちらからあふれてしまったので、こちらで使うことにした。
 
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『惑星X探査日記』は大宮万葉(青葉)の作品。この歌は2018年1月に
実施されたセンター試験の英語の問題文にあった『Selections from the Exploration Journal for Planet X』にインスパイアされて青葉が書いたもので、このネタを知らない人は結末を聞いて驚くことになる。
 
『スケーターズ輪っか』は湘南さんから頂いた曲である。例によって、モチーフのメモを渡されて「適当に組み立てて使って」と言われたので、こちらで勝手に組み立てさせてもらった。ノックダウン生産方式と湘南さんは言っている。
 
『赤い星・青い星』は広田純子・花畑恵三ペアの作品。お忙しい所、とても可愛い歌を書いてくれた。感謝である。この作品はPVをアニメで制作しようということになった。
 
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『白夜』と『オーロラ』はいづれも照海名義だが、実際には千里1の作品。海外遠征で高緯度地方に行った時に体験した白夜や偶然見たオーロラなどの記憶を元に書いてくれた。精神力を回復させた千里1はどうも量産型になりそうである。
 
『草むらに寝転がったら広い空があった』は福留彰さんの作品。そのまんまの内容で、ある遺跡を訪れた時、ちょっとそこに寝転がってみたら、空が物凄く広く感じたというのを歌っている。この曲は原曲の雰囲気を活かして海香さんと木月さんのギターデュオを伴奏に歌うことにした。
 
『雨夜の月食』は櫛紀香作詞・黒木信司作曲の作品。2018年7月28日の皆既月食の時に書いた詩に基づいて作られたものである。この時は全国的に天気が悪く、九州で雲のまにまに少し見えた程度で、他の地域ではほとんど見えなかった。櫛さんは福島県在住なので全く見えず、ネットでも各地から「見えん」というレポートがタイムラインに流れるのを見ながら、どうしても見えない恋人の心を歌ったものである。タイトル曲「あなたと私の天体観測」と同様の、天体にかこつけたラブソング。これをアルバムの最後に置く方向で行こうと、私と和泉は話し合った。
 
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私が復活したらしいと聞いた◇◇テレビの響原部長が同局で秋から始まる時代劇の主題歌を書いてくれないかと言ってきた。こことは以前楽曲の権利問題で少し揉めていたのだが、響原さんはあの時は申し訳無かったといい、権利問題は善処すると約束した。
 
それで私はそのドラマのために『朝焼け』という曲を書き(実際には夢紗蒼依が書いた曲を手直ししたもの!)、響原部長は1%だけ放送局が権利を持つという方式で、経営側の了承を取り、私も1%だけならよいということで妥協して、提供することにした。
 
10月からの放送で使うので9月には発売したいということだったので7月中に録音することにする。これはスターキッズの標準構成で演奏して私たちの歌を入れた。これはエンディングを歌う丸山アイの『闇を駆けろ』という曲とカップリングして発売するので、ローズ+リリーのシングルには数えない。その丸山アイもこの曲は夢紗蒼依に作らせたと言っていた!
 
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「アイちゃんはエンディング歌うだけ?」
とマリが訊いた。
 
「ボクは出演もするよ」
「へー。大岡越前の娘役とか?」
「この時代に大岡越前は出てこないよ。この話は三代将軍・徳川家光が亡くなってから徳川家綱が次の将軍に就任するまでの4ヶ月間に起きた慶安の変のことを描いたドラマなんだよ。ボクが演じるのは丸橋忠弥」
 
「なんか男みたいな名前の役だね」
「丸橋忠弥は男だけど」
「アイちゃん、男役するの〜〜〜?」
「それがこの丸橋忠弥には秘密があるのさ」
とアイが言った時、たまたま来ていた演出家さんが
 
「この丸橋忠弥は革命を成功させるために、老若男女様々な姿に変装して、色々な人物と接触して裏工作をするんだよ。『闇を駆ける』というのは、その変幻自在の丸橋忠弥の暗躍を描いたものだね」
と説明した。
 
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「なるほどー。男であり、女でもあるんだ!」
とマリ。
 
「そういう役にはアイちゃんがピッタリだと思ったんだよ。一昨年のキャッツアイの映画で、浅谷光子刑事と男盗賊のねずみを演じ分けていたのを見て、この子凄いと思ったんだよ」
と演出家さんは言っている。
 
そんなことを話していた時、演出家さんはふと気付いたように言った。
 
「マリちゃんだっけ?君、僕が思い浮かべていた千代姫のイメージにピッタリという気がする。君も出ない?」
 
「え〜〜〜!?」
 
私もマリもびっくりしたものの、演出家さんは乗せるのがうまい。それで結局、マリは千代姫役を引き受けることになったのである。
 

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「他にどういう方が出演なさるんですか?」
「主役の徳川家綱は人気男性アイドルの前田智士くん。ほか、これが今の所予定している配役表。まだまだ抜けが多いんで、これから場合によってはオーディションして配役を決める」
 
と演出家さんは言いながら、作業中のwikiっぽい画面を見せてくれた。
 
徳川家綱 前田智士
由井正雪 山田政夫
たつ(正雪の妻)谷里あいり
丸橋忠弥 丸山アイ
金井半兵衛
松平定政(幕政批判した小大名)
保科正之(家光の弟)
中根正盛(大目付:甲賀忍者司配)千葉次郎
阿部忠秋(老中)
酒井忠勝(大老)
松平信綱(筆頭老中“知恵伊豆”)片原正太郎
徳川光義(尾張徳川藩主)大林亮平
千代姫(家綱の姉で光義の妻)マリ
徳川光貞(光義のライバル)
徳川頼宣(光貞の父で紀州徳川藩主:事件の黒幕)タンニ馬武
 
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配役表の中に大林亮平の名前があるのを見てマリがドキッとした顔をした。よりによって亮平の妻を演じるのか!?と私も驚く。
 
「どうかしました?」
と演出家さんが尋ねる。それで私は言った。
 
「太荷馬武さんが出演なさるんですか?」
「そうなんですよ。照会したら快く引き受けて下さいまして」
 
太荷馬武(たに・たけし)は★★レコードの制作部次長を以前務めていた人で、現在は愛知県のCDプレス工場の営業部長の地位にある。しかし6年前に発覚したワンティス楽曲の名義書換問題で激しい批判を受けてすっかり悪者とみなされてしまい、そのことで営業の仕事も一時休んでいたようである。ところが偶然特撮の撮影現場に紛れ込んでしまい、ヒーロー役を倒してしまった!ことから、悪の組織の幹部役をやってくれないかと乞われ、結局子供たちに人気の悪役俳優になってしまったのである。
 
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その後も彼は平日はCD制作会社の営業、土日限定で俳優としても活動するという“二足のわらじ”生活を送り、貫禄のある悪役として人気である。
 
なお現在では当時太荷氏は誰か、本当の事件の黒幕をかばって何も弁明せず、そのため彼が悪役を引き受けることになったのではという見方が有力である。
 

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2019年7月21日、姉の萌依が3人目の子供を出産。女の子で名前は南帆花と名付けられた。萌依の子供は3人とも「か」が付くが全員字が違う。
 
2015.6.18 梨乃香
2018.2.25 清代歌
2019.7.21 南帆花
 
「4人目も『か』の付く名前にしたいな」
「まだ産むんだ!」
「10人くらい産んで大家族スペシャルに出てもいいかな」
「まあ、頑張ってね」
 

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今年は7月26-28日(金土日)に苗場ロックフェスティバルが行われた。
 
春頃、ローズ+リリーに出演打診があった時点で、本来の産休明けの前だけど、その時期はもう大丈夫だろうというので、私は出演する意向を伝えていた。
 
実は★★レコードのスタッフも多数このイベントには関わっていて、25日(木)には現地入りする必要があった。それで“全社員集会”は24日(水)に設定された。そのためローズ+リリーのCD発売記者会見は23日(火)になったのである。
 

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今年KARIONはRステージ(屋内5000人)の2日目、ローズ+リリーはGステージ(野外4万人)の3日目である。そしてアクアは1日目と2日目のGステージ朝10:00-11:00となる。
 
今年の苗場ロックフェスティバルで、日本人アーティスト絡みの出演予定は下記の通りである。
 
7月25日(木) 前夜祭
7月26-28(金土日) 本番
 
■Jステージ(1000人)
26 信濃町スターズ(↓)
 
26日のスケジュール
11:30 桜野レイア 12:10 原町カペラ 12:50 山下ルンバ 13:30 石川ポルカ 14:10 桜木ワルツ 14:50 花咲ロンド 15:40 白鳥リズム 16:30 姫路スピカ 17:20 西宮ネオン 18:10 今井葉月 19:00 川崎ゆりこ
 
(アクアの後から始める。桜木ワルツまでは40分。それ以降は50分)
 
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27 松元蘭、星原琥珀、田川元菜、など
28 ムーン・サークル、遠上笑美子、北野裕子、など
 
■Hステージ(5000人野外)
26 XANFUS、Hanacle、蓬莱男爵など
27 三つ葉、Trine Bubble、高崎ひろか、品川ありさ、など
28 山森水絵、丸山アイ、貝瀬日南、小野寺イルザ、AYA、など
 
28日のスケジュール
10:00 山森水絵
11:20 丸山アイ
12:40 貝瀬日南
14:00 マンハッタン・シスターズ(アメリカ)
15:30 小野寺イルザ
17:00 AYA
18:30 エスプレッソ・ロッソ(スイス)
 
■Rステージ(5000人屋内)
26 ボニアート・アサド、北野天子、カチューシャ、など
27 松梨詩恩、チェリーツイン、スリファーズ、KARION、Wooden Four、など
28 ローズクォーツRN、スカイロード、カトラーズwith谷川海里、カラーボックス、など
 
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27日のスケジュール
10:00 チェリーツイン
11:30 Double Bee(USA)
13:00 Thunder Angels(German)
14:30 松梨詩恩
16:00 スリファーズ
17:30 KARION
19:00 Wooden Four
 

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■Fステージ(1万人)
26日 10:00 ラビット4(いちご組)
11:30 南藤由梨奈&レッドブロッサム
13:00 ラビット4(めろん組)
14:30 シュールロマンティック
16:00 ラビット4(ばなな組)
17:30 金属女給
19:00 ラビット4(さくら組)
 
ついにラビット4は再分裂して4組になってしまった。各々正式名称は同じ「ラビット4」であり、いちご組・ばなな組などは、高柳あつみアナウンサーが勝手に付けた“通称”である。司会者は「次はラビット4のみなさんです」としか言わないが、同名で紛らわしいので、各々の了承を取った上でプログラム上には通称を表記している。
 
世間では
「来年は5組になるかな?」
「いや各々分裂して8組になるのでは?」
などと言われている。
 
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27 ナラシノ・エキスプレス・サービス、バインディング・スクリュー、など
28 ステラジオ、スカイヤーズ、サウザンズ、スイート・ヴァニラズ、など
 
■Gステージ(4万人)
26日
1000-1100 アクア(日本)
 
27日
1000-1100 アクア(日本)
1300-1400 ゴールデンシックス(日本)
1500-1600 レインボウ・フルート・バンズ(日本)
1700-1800 カバラバラ(ニュージーランド)
1859-1959 リダンダンシー・リダンジョッシー(日本)
2100-2200 アース・ラブ(アイルランド)
 
28日 日没18:56 日暮19:33 天文薄明終了20:39
1000-1100 亜馬族女(日本)
1200-1300 ピルグリム・ムジカ(フランス)
1400-1500 ハイライト・セブンスターズ
1600-1700 セカンド・ディメンション(スペイン)
1800-1900 ローズ+リリー(日本)
2000-2100 ラララグーン(日本)
2200-2300 マニアル・ガーデン(イギリス)【Head Liner】
 
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ちなみに「亜馬族女」は「アマゾメス」と読む。名前に反して男6人のバンドである。リーダーは子供の頃、母親が持っていた筋肉少女帯のビデオを見てロックに目覚めたらしい。
 

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夏の日の想い出・モラトリウム(2)

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