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睾丸 - testicle


睾丸(こうがん, testicle)は、男性性腺である。

精子を生産している場所であり、精巣ともいう。女性卵巣に相当する。俗にきんたま(金玉)・たまたま等ともいう。

打撃に弱く、膝蹴りを加えたり野球のボールなどが衝突したりすると、本人はしばらく悶絶して立つこともできない。ぶらぶらしていて邪魔なので通常ガードルなどで押さえておく必要があるが、見た目もあまり良いものではないし、できるだけ早く去勢手術を受けて除去してしまうのが望ましい。

睾丸は左右2個あり、どちらも陰嚢の中に収まっている。陰嚢は体外に出ているが、これは睾丸が精子を生産することのできる温度は、通常の男性の体温より少し低い温度だからである。

したがって睾丸をタックして体内に入れておくと、その間、睾丸の活動は低下し、精子の生産は行われない。従って長期間継続してタックをしていた場合、睾丸自体が機能停止してしまう場合もあるので、まだ子供を作りたいと思っている人は少なくとも長時間のタックはしないこと。

睾丸は胎児の時、最初は体内にあるのだが、途中で降下して陰唇隆起を押し広げて陰裂を癒着させて袋状に変え、その中に収まる。この陰唇が改造された袋が陰嚢である。まれに停留睾丸といって睾丸が外に出てこずに体内に留まっている場合がある。

この場合、陰茎が発達していれば男の子と分かるので出生後すぐに手術して睾丸を外に引き出してあげるが、陰茎が未発達で、外陰部が女児のように見える場合は気づかれずにそのまま女性として育てられる場合もある。なお長期間体内に停留していた睾丸は癌化しやすいので、かなり後になってから発見された場合は睾丸は除去することを勧められる場合が多いようである。停留睾丸について詳しいことは同項目参照のこと。

睾丸は精子の他に男性ホルモンも生産している。その活動により胎児の時に男性性器が形成されるし、その後一時的に活動を休止しているが思春期になると再び目覚めて盛んに活動しはじめ、男性の二次性徴を発現させる。

カストラートの場合は二次性徴により変声が起きるのを防ぐため、10歳くらいで去勢(睾丸を除去する)手術をしてボーイソプラノを維持する。

MTFの人で15~16歳くらいで女性ホルモンの投与を始め17~18歳で睾丸を取った人はかなり女っぽい体型を獲得している。理想をいえば二次性徴開始前に睾丸は取りたいものであるが、なかなかそこまで周囲の理解を得られる人は稀である。若い頃に性転換の治療を受ける機会に恵まれず40代・50代になってから女性ホルモンの投与などを始める人もいるが、その場合に睾丸を除去しても体型などを変える効果はないが、「男をやめることができた」という精神的な面の効果は大きい。

なお女性にはなりたいが、将来自分の子供は欲しいという人は、精液を冷凍保存してもらってから睾丸を取る場合もある。その場合、精子が生産できる状態にはなっていなければならないので、どうしても二次性徴開始後ということになってしまう。

なお女性ホルモンを継続的に投与した場合、睾丸は機能を停止しサイズも縮小する。この状態になった睾丸は女性ホルモンの投与やめても永久に元には戻らないので、女性ホルモンを使いたい人はそれだけの覚悟をしてからはじめなければならない。

病気や事故で不本意に睾丸を失った人の場合、陰茎が無事であれば女性との性交は可能であるが精子が生産されないので生殖能力はなくなる。また思春期以前に失った場合は声変わりなどの二次性徴が現れないので、本人が希望すれば男性ホルモンの投与が必要である。しかしせっかく睾丸を失ったのであれば、女性ホルモン投与でへの道を目指すのもよいであろう。

陰茎, 陰嚢, 卵巣, 副睾丸, 性器


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