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■夏の日の想い出・4年生の春(3)

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4月22日月曜日。ローズ+リリーの第2ベストアルバムに向けてのファン投票の中間結果が発表された。投票総数は約60万票で、ここまでの『言葉は要らない』
のセールス90万枚に対して約3分の2の人が投票したことになる。
 
対象作品は『明るい水』から『言葉は要らない』までの5年間のローズ+リリーのシングル・アルバム(『夏の日の想い出』を含む)に含まれる曲で、一部権利関係の兼ね合いから対象外になる曲がある(初期に歌ったカバー曲)。この時点で106曲であったが、上位30曲には次のような曲が入っていた。
 
1.神様お願い 2.A Young Maiden 3.キュピパラ・ペポリカ 4.夏の日の想い出5.影たちの夜 6.天使に逢えたら 7.Spell on You 8.ピンザンティン
9.ふたりの愛ランド 10.言葉は要らない 11.恋座流星群 12.あの街角で13.遙かな夢 14.聖少女 15.Long Vacation 16.SWEET MEMORIES 17.花模様18.涙の影 19.夜間飛行 20.涙のピアス 21.帰郷 22.ギリギリ学園生活
23.エクスタシー 24.ヘイ・ガールズ! 25.長い道 26.その時 27.甘い蜜28.可愛くなろう 29.ブラビエール 30.アコスティック・ワールド
 
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そして4月24日水曜日、ローズ+リリーの14枚目のシングル『100%ピュアガール』
と7枚目のアルバム『Rose+Lily the time reborn, 100時間』が同時に発売された。水曜日発売なので火曜日から店頭に並ぶ。この2枚にも各々投票券が入っている。中間結果の発表翌日にこれを発売するというのは、なかなか商売がうまい。
 
発売の記者会見代わりにスタジオ・ミニライブを行った。
 
◇◇テレビに協力してもらい、スターキッズをバックに最初『ラブ#』を歌う。その後、ローズ+リリーの2人がスタジオ内を走って行くと、そこにはワンティスがスタンバイしている。音源製作の時はこれに近藤さんと宝珠さんが入ったのだが、この日はタカと百瀬みゆき(上島ファミリーの歌手)が入っていた。
 
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全く予告されていなかったので、ワンティスの登場に見ていた人が度肝を抜かれる。『疾走』が演奏される約5分の間に視聴率が急上昇したらしい。
 
その後ローズ+リリーはスターキッズの所に戻り、『あの夏の日』『快楽大王』
『包まれて』『100時間』『桜色のピアノ』『制服姿の君』をショートバージョンで演奏し、最後にタイトル曲『100%ピュアガール』を歌った。
 
ここで本来は番組は終了する予定であったが、◇◇テレビの女性アナウンサーが登場して「テレビ局宛に物凄いワンティス・アンコールの電話が掛かってきているのですが」と言う。
 
「行きましょう!」
という海原さんの声。
 
そこでローズ+リリーはワンティスの所に移動して、マリがヴァイオリン、私がイーウィーを持って、上島先生・雨宮先生が前に出てきて、2人のヴォーカルでワンティスの初期のヒット曲『漂流ラブ想い』を歌う。そしてふたりがまた楽器の所に戻り、マリと私のヴォーカルで再度『疾走』をショートバージョンで歌った。
 
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30分番組の予定だったのだが、その後に予定されていたニュースの時間を潰して40分間の放送となった(ニュースの時間は最初から食いつぶす予定で計画)。
 

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番組終了後、物凄い数の電話が◇◇テレビと★★レコードに掛かってきた。
 
「ワンティスは活動再開するのですか?」
「『疾走』の作詞者クレジットが長野夕香になってましたが、高岡さんの作品じゃないんですか?」
 
これに対して両者とも、クレジットについてはワンティス側からそう表示してくれという要請があったのでそう表示したということ。またワンティスは活動再開する予定は無いという回答をした。
 
ワンティスは★★レコード内のアーティストページを通して
「作詞者クレジットの件は27日・土曜日に見解を発表します」
というコメントを出した。
 
そして4月27日。上島先生と雨宮先生、それにワンティス担当であった加藤課長、更には松前社長と町添部長も一緒に記者会見をし、ワンティスの作品の大半は実は高岡さんではなく夕香さんが歌詞を書いていたことを明らかにした。
 
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「まず最初に『疾走』の作詞者ですが、これは長野夕香であることは確かです。ふたりが事故で亡くなる直前、私の所に高岡から電話があり、すごくきれいな作品を夕香さんが書いたので、そちらにFAXするから曲を付けてくれと言われました。結果的にはこれが高岡の遺言になりました」
と上島先生。
「その日私は上島の家で下川と3人で一緒に飲んでまして、送られてきたFAXを私も下川も見ていますが、確かに夕香さんの字で歌詞は書かれていました」
と雨宮先生。
 
「それまでも夕香さんが作詞をすることがあったのでしょうか?」
 
「その点に関して、ファンの皆様に謝らなければならないことがあります」
と上島先生。
 
「ワンティスの作品は全て高岡の作詞ということでクレジットされていましたが、それは事務所の方針でそのような表記になっていただけで、実際にはワンティスのメンバー全員で分担して書いていました」
 
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と上島先生は説明し、ワンティスの全ての作品について正しい作詞者が書かれたリストを公開した。パソコン画面がスクリーンに投影され、記者にはプリントしたリストが配られた。
 
「これを見ると高岡さんの作品は初期の頃のものだけですね」
「作品の大半が長野夕香さんの作詞だったのですか?」
 
「そうです。私たちは長野夕香作詞として発表したかったのですが、事務所側が
『高岡君の作品でないと売れないし、レコード会社側もそれでないと企画を通してくれない』と言うもので、やむを得ずその方針を受け入れていました」
と上島先生。
 
「長野夕香は、高岡と結婚するつもりだったので、それならどちらが印税を受け取っても同じことと考えていたようです」
と雨宮先生。
 
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「レコード会社側の指示だったのですか?」という質問に対して加藤課長は苦虫を噛み潰したような顔で回答した。
 
「私がワンティスを担当する以前にそういう流れが出来てしまっていたようでして、私はそのことを1月に上島先生から相談されて知りました。当時の担当者は既に社外に去っているのですが、事が重大ですので当社の役員と共に訪問して当時のことを聞いたのですが、そのことは知っていたが自分が指示した覚えは無いと申しております」
 
「ではその作詞印税はどういう扱いになっているのですか?」
「高岡君の遺族に支払われています」
「長野さんの遺族には支払われていないのですか?」
 
「実はその代わりに、上島先生が自分が受け取るべき作曲印税を全額長野さんの御遺族に渡しておられたそうです」
と加藤課長。
 
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「最初の頃は私も経済的な余裕が無かったため、毎月10万渡していました。その後こちらの余裕が出てきたので、ワンティスで入る印税の半分を渡すようになり、その後全額渡すようにして、最終的には過去の分を遡って渡しました」
と上島先生。
 
「夕香さんのお母さんが、事故のショックその他で倒れてしまい、実際にはお渡ししたお金の大半はその治療費に使われています」
と雨宮先生が補足する。
 
作詞者のクレジットに関しては、上島先生・雨宮先生・加藤課長の3人が高岡の遺族(父)と話し合い、高岡の印税を生活の当てにしていたこともあり、上島先生と雨宮先生が共同で和解金(金額非公開)を支払うことを条件に、名義を本来の作詞者に変更することを合意したこと、それで24日付けで全て変更したことを明らかにした。
 
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「このようなことを今になって明らかにしたのはなぜですか?」
「昨年末に当時の事務所の社長が亡くなり、事務所自体が閉鎖されたことから私たちは、事務所と結んでいた業務上の守秘義務契約よりも、正しい著作権者の登録を優先すべきであると判断しました」
と上島先生は言った。
 
また★★レコードでは、加藤課長、当時の制作部門の責任者であった松前社長、現在の責任者である町添部長に減給6ヶ月の処分を課したことも明らかにした。
 

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しかし騒動はこれだけでは済まなかった。実際には高岡が作詞をしていなかったのに作詞の印税を受け取っていた高岡の遺族に非難が集中した。上島先生と雨宮先生があらためてコメントを発表し、高岡の父親はそのことを知らなかったのだから勘弁して欲しいと擁護をした。
 
しかし休日明けの4月30日、高岡の父は今回の和解金の3000万円、及びそれに加えて自宅の土地建物を担保に銀行から借り入れた2000万円の合計5000万円を東日本大震災の被災地に寄付するという意向を明らかにした。(自宅についてはできるだけ早い時期に売却し、銀行からの借入金の返済に充てるとした)
 

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「いや、ワンティス問題で、こちらのCDの話題は吹き飛んだ感があるね」
と町添さんは苦笑しながら言った。
 
5月1日に私は、神奈川県内の料亭で、町添さんと会っていた。
「10年間のツケの支払いですからね」
 
「でもこれでワンティスのCDを作ろうという機運が出てきたみたいでね」
「それは楽しみです」
 
「5000万円寄付すると言ったお父さんが潔いというので、ワンティスのファンから『高岡さんのお父さんに渡して』と言ってレコード会社にたくさんお金が送られて来ていて」
「わぁ」
「お父さんはそれは受け取れない。それも被災地に寄付してくれと言っているのでその方針で処理するということにして、それを今日明日にはウェブサイトでも告知するけど、純粋にお父さんを支援しようというので、ワンティス初期の作品で、高岡君が本当に作詞していた作品を集めたCDを出そうということなんだよ」
 
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「いい企画ですね」
「それから、夕香さんの実家が一時期かなり厳しい経済情勢にあったこととかもここ数日の取材で分かって同情を集めているので、夕香さんの代表作品と、未発表作品とをセットにした作品も出そうと」
「それもいい企画です」
 
「結果的にワンティスは夏くらいまでの限定で稼働することになるみたい。まあ50万枚売れれば作詞印税が約2000万円入るから、税金引かれても銀行から借りたお金の半分は返せるからね」
「売れるといいですね」
 
「ワンティスの元担当の**君はかなり責められていたね」
「言い逃れが潔くないですから。いちばん張本人っぽい事務所の社長が亡くなっているから、結局誰が高岡さんの名前でなきゃダメだと言ったのかは真相不明のままですけどね」
 
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「でもくれぐれもケイちゃんも運転に気をつけてよ。君かなり運転してるでしょ?」
「はい。上島先生からも言われています」
「疲労運転はしてないよね?」
 
「疲れたら最悪非常駐車帯ででも寝てます。最初の頃何度かウトウトとしてマリに殴られたので、最近はもうそのあたりは徹底しています。危ない気がする時は事務所のスタッフや友人を呼び出して、運転を代わってもらっていますし」
 
「うん。君のスケジュールがどんどんきつくなってきてる気がするしね」
「そうですね」
 
「実際問題さ、ケイちゃん」
「はい」
「君、もう既にオーバーフローしてない?」
「部長と津田さんとで作ってくださったスケジュールプログラムの指示に従って動いてますから」
 
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「単刀直入に言ってさ。君、ローズクォーツから外れない?」
 
ああ、これが今日の本題だったかと私は理解した。
 
「いや、ローズクォーツも20年くらいやるつもりですから」
「君に過労で死なれると、困る人が大勢いるから。君がうちの会社の売り上げの半分を稼いでいるから、君に万一のことがあれば、大リストラせざるを得なくなって、路頭に迷う社員が大量に出る。君が曲を提供している歌手もみんな困る」
 
「それはまずいですね。強制休日でも作りましょうかね〜」
「君、休日作っても、その休日に作曲や編曲してるでしょ?」
「う・・・それはそうかも知れません」
「ケイちゃん、仕事人間だからなあ」
「そのお言葉、そのまま部長にお返しします」
 
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「あはは。でもローズクォーツを作ってから来月で3年でしょ。そろそろ見直してもいいんじゃないかなとも思うんだけどね」
「うーん・・・・」
 
「何らかの形で仕事を少しセーブしないと、ほんとに君死ぬよ。自分の体力を過信しちゃだめだよ。もう少し上手にサボるようにしないと」
「でも上島先生はもっと凄いですよ」
「あの人はスーパーマンだから別格」
「私も何だかスーパーウーマンだとか随分言われてますが」
 
「取り敢えず響原君と話し合ってね。ローズクォーツの仕事をひとつ入れるから」
「えっと・・・私に更に負荷を掛けると?」
「逆、逆。音楽番組の伴奏をお願いすることにした。今年の秋の番組改編で視聴者参加の音楽番組をやることにして、その伴奏をローズクォーツに依頼する」
「のど自慢みたいなものですか?」
「そうそう。伴奏だけなので、ケイちゃん抜きになる。ローズクォーツ−−(マイナスマイナス)という奴だね。ローズクォーツって何でも演奏できちゃうから、こういう仕事には最適なんだよね」
「ああ。++とか−−って話がありましたね」
(ローズクォーツ++はマリが参加したもの。−−はケイを抜いたもの)
 
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「それで他の4人にはちゃんとお仕事がある状態で自然に君は休める」
「あはは」
 
「それに今年度の後半は、君もマリちゃんも卒論があるでしょ?」
「ええ。それは何とか時間を作らなきゃと思っていました」
 
「まあそれで取り敢えず半年の休暇みたいなもんだね」
「ありがとうございます」
「あと、津田君から聞いてるよね? kazu-manaのみどりちゃんが妊娠出産のため休業期間に入るのと、槇原愛も大学受験のため夏以降お休みになる」
「ええ、それで鈴蘭杏梨もしばらくお休みになります」
 
「しかし不思議だよね。同じようにマリ&ケイから曲の提供を受けていてもスリファーズと槇原愛ではセールスが100倍違う」
 
「素材の良さですよ。やはりスリファーズの3人のスター性だと思います。槇原愛が悪い訳じゃないと思いますけどね。相性の問題もあるかも知れないから、他のソングライターさんの作品とかも試してみていいですよ、とは津田さんに伝えてますが」
 
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「うん。でも津田さんとしては毎回7000〜8000枚も売れたら充分売れている部類に入るから、そのあたりで変な混乱も起こしたくない感じだね」
「確かにそこそこ売れていた歌手がソングライターを変えた途端売れなくなることもよくありますから。KARIONとかELFILIESは偶然うまく行っただけで」
 
「そうなんだよね。作詞作曲者の変更は博打だよ」
「もしかしてワンティス問題もそのあたりがあるんでしょうかね」
「多分ね。事務所としては毎回数十万枚売れているバンドで冒険したくなかったんだろうね」
「そういう意味ではスイート・ヴァニラズ方式は意外といいのかも知れません。誰が作詞して誰が作曲してもスイート・ヴァニラズ作詞作曲にして印税山分け」
「マリ&ケイもだね」
「確かにです!」
 
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「しかしローズ+リリーは好調だね。『言葉は要らない』はミリオン到達したよ」
「ありがたいです」
「これで6枚目のミリオンになるね」
 
(過去のミリオンは 1.甘い蜜 2.神様お願い 3.夏の日の想い出 4.涙のピアス 5.天使に逢えたら)
 
「でも色々それぞれに事情がありましたからね。もしかしたら純粋な意味でのミリオンはこれが初めてかも知れません」
「うん。でも売れたらそれが勝ち」
「ですね」
 
「『100%ピュアガール』も凄い売行きだよ。初動で50万行ったけど、その後、どうもワンティスファンが大量に買い求めているみたいで。連休明けにはミリオンを越えそうだよ」
「また事情ありのミリオンですね」
 
「ワンティスの件が大騒ぎになって埋もれてしまったけど『the time reborn』
も物凄く反響が大きい」
「そうですか」
「初動が70万なんだよね。つまり、同時発売された2枚に関しては、ショップに買いに行ってアルバムの方だけ買って来た人もかなりいたということだと思う」
「わあ」
「これも2枚目のミリオン・アルバムになる可能性があるね」
(1枚目のミリオンは『Month before Rose+Lily, A Young Maiden』)
 
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「ファン様々です」
「FMでもかなりオンエアされているし、有線のリクエストも凄いね。オンエアや有線では『100時間』『破壊』とかが多いけど、カラオケでは『桜色のピアノ』
『涙のハイウェイ』とかが多い」
 
「『100時間』『破壊』は私とマリが会った1日目に書いた作品でまだ谷底の心理状態で書かれた曲ですが『桜色のピアノ』『涙のハイウェイ』は2日目、立ち直り掛けに書いた曲ですから。歌いやすいと思います」
 

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「KARION, XANFUSとのコラボCDも凄いよ。R,X,Kのどの版が何枚売れたかというのは公表しないことにしてるけど、今の所R版35万枚、X版32万枚、K版28万枚売れてる。合計100万突破は時間の問題」
「ああ。そんなものでしょうね」
「この数字は君と、和泉ちゃんと光帆ちゃんの3人にだけ個人的に伝えた」
「個人的にというと、事務所には?」
「言ってない」
「うふふ」
 
「和泉ちゃんも光帆ちゃんも君と同じように『ああ、そんなものでしょう』
と言ってたよ」
「KARIONのファンはファミリー層が多いから人気が必ずしもCD売り上げに直結しないんですよ。XANFUSとローズ+リリーは競る感じになると思います」
「そんなことを光帆ちゃんも言ってた」
「うふふ」
 
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「ところでさ」
「はい」
「音羽ちゃんと光帆ちゃんって、やっぱりそういう関係?」
「だと思いますよ。事務所のコントロールが厳しいので、それを認めるような発言は公の場ではしてませんが、個人的に会ったりした時はかなりイチャイチャしてます」
「マリちゃんとケイちゃんみたいに」
「うちは事務所が緩いから、かなり公言してますけどね」
「なんか公式サイトにハートマークが付いてるよね」
「あはは」
 

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